8月は人権強調月間です
-お互いの命を守る行動を心がけましょう-
人権強調月間とは
廿日市市では、毎年8月を人権強調月間と定め、大竹市・江田島市と廿日市市の3市でさまざまな団体のみなさんと、啓発のぼりの設置、街頭宣伝活動などの啓発キャンペーンを行っています。
人権強調月間は、昭和40(1965)年8月に、同和問題に関する諮問に対して節目となる答申(同和対策審議会答申)が提出されたことに由来しています。
人権の大切さを考えてみましょう
私たちの周りでは、偏見やいじめが今も絶えることなく起きています。また、最近では、インターネット上での誹謗中傷などの人権問題が起きています。
すべての人が、自分らしく、幸せに暮らすために、お互いを認め合い、相手を尊重する大切さを考えてみましょう。
インターネットの利用マナー
インターネットでは、誰もが容易に情報を発信することができます。匿名で情報を発信できるため、掲示板やSNS上では、他人を誹謗中傷したり、誰かの書き込みに便乗して事実に基づかない情報を書き込むなど、多くの人に関わる問題が起きています。
お互いの顔が見えないからこそ、慎重な利用を心がけましょう。
- 不確かな情報やうわさによる情報を発信しない
- 不特定多数の人が見ることを意識する
- 誤って受け取られるような表現は使用しない
- 本人の許可なく、写真や行動を掲載しない
主な人権課題
法務省では、社会情勢等を踏まえ、毎年「啓発活動強調事項」を掲げて啓発を推進しています。
令和2年度は次の17項目です。
(1)女性の人権を守ろう
(2)子どもの人権を守ろう
(3)高齢者の人権を守ろう
(4)障害を理由とする偏見や差別をなくそう
(5)同和問題(部落差別)を解消しよう
(6)アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
(7)外国人の人権を尊重しよう
(8)HIV感染者等に対する偏見や差別をなくそう
(9)ハンセン病患者・元患者・その家族に対する偏見や差別をなくそう
(10)刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう
(11)犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
(12)インターネットによる人権侵害をなくそう
(13)北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(14)ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(15)性的指向及び性自認を理由とする偏見や差別をなくそう
(16)人身取引をなくそう
(17)東日本大震災に起因する偏見や差別をなくそう
- 法務省啓発活動(外部リンク)
廿日市市においても、これらの課題に対する啓発を重点的に行っていきます。
人権に関する啓発教材(DVD・ビデオ)の貸し出しを行っています
団体などに対して、人権に関する啓発教材(DVD・ビデオ)の貸し出しを行っています。
詳しくは、生涯学習課のページ「視聴覚教材、機材の貸し出し」をご覧ください。