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弥山:大元コース
天然記念物に指定されている弥山原始林を歩くコースです。
森林が生い茂り、巨岩が多く、不思議な雰囲気を堪能しながら散策できます。
特に、弘法大師が訪れたと伝わる岩屋大師、高さ80メートルの断崖など見ごたえ抜群!
仁王門で大聖院コースと合流します。
インフォメーション
特徴
【前半】緩やかな上り道
【後半】傾斜が急で険しくなる距離大元神社~弥山頂上まで約3.2キロメートル
所要時間
片道約2時間~2時間半(休憩含む)
トイレ
大元公園・弥山本堂・弥山展望休憩所
(1)大元神社
桜の名所として知られ、嚴島神社より歴史ある神社です。
ここの柿(こけら)葺屋根は日本で最も古いと言われ、現存するのは唯一ここだけです。
(2)石仏群
右から聖観音、大師講、不動明王です。
(3)原始林石碑
弥山原始林は1929年天然記念物に、1996年世界文化遺産に登録されました。
一万年以上も前からほとんど人の手の加わっていない貴重な自然が残っています。
(4)富士岩
高さ約8メートル、長さ約20メートルで、不思議な巨岩が数々あります。
とがった岩が、まるで富士山のようです。
ここから急激な坂道が続きます。
(5)水子地蔵
14町石の近くの岩の中にお地蔵様が安置されています。
(6)風吹き岩・大師堂
すきまから冷たい風が吹き、苔やシダが生えている大きな岩です。
この風に当たると元気になるといわれている、魔法の風だそうです。
その前にある大師堂は、弘法大師を祀った小さなお堂です。
(7)弁財天石碑
弁財天と描いた石碑があります。
後ろの大きな岩も見応えがあります。
(8)岩屋大師
弘法大師が求聞寺の修行をしたと伝えられる巨岩です。
空洞の中は畳20枚余りを敷けるほど広く、奥に弘法大師や不動王など仏様が祀られています。