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太閤の力餅
2023年12月18日更新
豊臣秀吉が九州へ出陣の折、千部経の転読供養をするため天正15年(1587年)に、安国寺恵瓊に千畳閣の建築を命じました。
千畳閣の建築は大変な労力を要する工事で、指揮をとっていた恵瓊は大工工事をする人たちにきな粉をまぶした餅を間食に与えたとか。
美味しく、たいへん腹もちも良かったので、人々は「太閤の力餅」といって喜んで食べたそうです。
宮島の名物になった力餅は、今でも大人気。
島内の茶屋でご賞味いただけます。