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モン・サン=ミッシェルとの交流

2020年3月30日更新
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2008年フランス政府観光局が作成したポスター。海に浮かぶ世界遺産、嚴島神社の大鳥居とフランスのモン・サン=ミッシェルが「行った?」「行った!」と会話しています。 日本とフランスの国交が開始されてから150周年を迎える記念すべき年、平成20(2008)年は「日仏観光交流年」と位置づけられ、両国間でさまざまな観光キャンペーンが展開されました。

 そのPRのためにフランス政府観光局(現「フランス観光開発機構」)と日本政府観光局(JNTO)が共同で作成したポスターに、フランスの世界遺産モン・サン=ミッシェルとともに嚴島神社の大鳥居が起用されたことや、日本政府観光局(JNTO)により、フランスに最も紹介したい観光地のひとつとして宮島が選ばれたことなどがきっかけとなり、平成20(2008)年10月、廿日市市は8人の宮島の観光事業者の皆さんとともに、パリで開催された国土交通省主催の観光交流セミナーに参加し、観光宣伝を行いました。

 その際、モン・サン=ミッシェル市長からの招待状が届いたことから、両市の交流を深めるため、同市を表敬訪問しました。
 短い滞在時間でしたが充実した交流が行われ、モン・サン=ミッシェルから観光友好都市提携の申し出がありました。

 モン・サン=ミッシェルと宮島は、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど、大きな共通点があります。
 廿日市市としても、モン・サン=ミッシェルとの観光友好都市提携は意義あることと考え、平成平成20(2008)年10月にモン・サン=ミッシェルを表敬訪問しました。21(2009)年5月16日にエリック・ヴァニエ市長を迎え、嚴島神社で「廿日市市・モン・サン=ミッシェル 観光友好都市提携調印式典」を執り行いました。

 平成22(2010)年10月にはモン・サン=ミッシェル観光友好都市1周年記念事業として、宮島の桟橋前広場を中心にモン・サン=ミッシェル紹介の映像投影やオープンカフェ、パフォーマンスなどを行いました。

 平成24(2012)年9月30日~10月8日は、廿日市市長をはじめとする観光友好訪問使節団がモン・サン=ミッシェルを表敬訪問しました。
 その際に、廿日市ライオンズクラブから廿日市市へ寄贈を受けた(モン・サン=ミッシェルと廿日平成27(2015)年7月に訪問したときには、モン・サン=ミシェルに橋が架かっていました。市市・宮島の嚴島神社の大鳥居と社殿が描かれた)絵画2点のうち1点の贈呈と、フランス現地での観光PR活動を行いました。
 また、訪問に併せ、モン・サン=ミッシェルからは、モン・サン=ミッシェルが描かれた絵画の寄贈を受けました。

 平成27(2015)年7月、廿日市市長が広島県知事とモン・サン=ミッシェルを再訪し、周年イベント実施などに関して協議を行いました。

 現在、廿日市市では、宮島桟橋の旅客ターミナル内に、宮島とともにモン・サン=ミッシェルを紹介するコーナーを設置しています。

 今後、廿日市市とモン・サン=ミッシェルは、互いの観光宣伝を行うこと、共通のテーマに基づいたイベントなどを行い、交流を図って行きます。

観光友好都市提携、調印式典の様子

世界遺産モンサンミッシェル