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五重塔
2022年3月30日更新
千畳閣の隣に建つ五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔です。
高さは27.6メートル。応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられています。
内部は完全な唐様で、一般の見学はできませんが、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが極彩色で描かれています。
塔内にあった仏像は、明治元年の神仏分離令により、大願寺に遷されました。
また、この五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦で陶軍が陣を構えたと伝えられています。
見学は自由ですが、塔内には入れません。
アクセス
宮島桟橋から徒歩約10分
ところ
廿日市市宮島町1−1
問い合わせ
電話:0829-44-2020(嚴島神社)