通学路の安全対策
通学路における危険箇所の把握と安全対策
廿日市市では、毎年度、市内の各小中学校から改善要望のあった通学路に関して、関係機関と連携して安全対策を行っています。
各学校から提出された要望は教育委員会でとりまとめ、その後、各対策実施機関において現地確認のうえ対策案を作成します。対策案は、「廿日市市通学路安全推進会議」において協議し、必要に応じて合同点検を行い、対策を実施します。
令和5年度通学路危険箇所改善要望と安全対策
令和5年度は各小中学校から131箇所の危険箇所改善要望がありました。すべての箇所の対応を検討し、可能な箇所から安全対策を進めています。
各箇所の詳細な対応状況は、要望のあった学校へ、10月および3月末頃に報告しています。
令和5年度中に実施した通学路安全対策の一部をご紹介します
▶ | ||
大型車が多いが、歩道がなく危険 | グリーンベルトを設置し、歩行空間を明示 |
| ▶ | |
見通しが悪いうえにスピードを出した車が多く、 横断歩道を渡る時に危険 |
交差点マークの設置、停止線前のカラー化により 注意喚起を行った |
| ▶ | |
歩道が狭くガードレールなどもないため、待機中に車に 巻き込まれる危険あり |
歩道を拡幅および前面にガードパイプを設置し歩行者の たまり場を確保 |
| ▶ | |
横断歩道が薄くなりドライバーに認識されにくい | 横断歩道の再塗装を実施 |
廿日市市通学路安全推進プログラム
平成25年12月6日付け、文部科学省、国土交通省、警察庁の連名で通知された「通学路の交通安全の確保に向けた着実かつ効果的な取組の推進に関して」を受け、関係機関の連携強化を図るため、「廿日市市通学路安全推進会議」を設けました。この会議において、通学路における安全確保の基本的方針として「廿日市市通学路安全推進プログラム」を平成26年9月に策定しました。
現在は、同プログラムに基づき、関係機関で協力して児童生徒が安全に通学できるよう通学路の安全確保を図っています。
廿日市市通学路安全推進プログラムに関して(PDFファイル 151KB)
廿日市市通学路安全推進プログラム(に基づく)対策必要箇所
危険箇所のうち、複数年にわたり計画的に道路整備を実施する必要がある事業箇所などは、「廿日市市通学路安全推進プログラム(に基づく)対策必要箇所」に位置づけています。
個別の箇所の対策状況は、次の一覧をご覧ください。