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小中一貫教育推進のこれまでの取り組みの成果

ページID:0010314 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月15日更新

 平成20年度からの取り組みなので、本当の成果は、これからだと思いますが、徐々に成果は出てきています。

現時点での成果

 現時点では、次のように整理しています。(◎印は、一体型における成果)

  • ○小・中学校の教職員が、児童生徒を9年間の見通しをもって指導することの必要性を認識するようになってきています。
  • ○小・中学校の教員が、学力・学習状況調査結果を共有して、共に学力の定着・向上に取り組む意識が高まってきています。
  • ○生活のきまりや授業の受け方など、小・中学校の教職員が協議して、9年間の発達段階を踏まえた目標設定をすることにより、指導の連続性が図られてきています。
  • ○小学校から中学校へ入学する際の、不必要な不安が減少して、スムーズな接続が可能となってきています。
  • ○小・中学校の教職員が合同で研修会を行うことが定着するなど、小・中学校の教職員同士の信頼関係が高まってきています。
  • ◎小1から中3までの縦割り班による活動を行うことによって、上級生に下級生をいたわる心がはぐくまれ、自分に自信をもつことができてきています。下級生は将来のモデルを目にすることで活動への意欲が高まっています。
  • ◎運動会や文化祭を小・中学校合同で実施したり、参観日を同一日にしたりしたことで、保護者や地域の方々に好評を得ています。
  • ◎教職員の兼職発令を行い、専門性を生かした指導をする体制が整ってきており、児童生徒の学力を高めることができてきています。
    兼職発令   例えば、中学校の国語の教員が、小学校の国語の授業を担当できるよう、小学校と中学校両方の教員として教育委員会が発令すること
  • ◎宮島小・中学校では、小中9年間のキャリア教育学習プログラムを作成し、これに基づく体験的な学習を行い、児童生徒の学習意欲を高めてきています。
    キャリア教育   児童生徒一人一人の勤労観、職業観を育てる教育

参考

児童生徒からの声

  • 中学校の授業が楽しみだ。
  • 中学生が優しく教えてくれるので部活動が楽しみだ。
  • 小3~中3のコース別学習(総合的な学習の時間)から
    • 小3と勉強するのは学年が離れているので不安だったが元気をもらった。
    • 小学生と一緒にやって楽しかった。
    • 中学生の作品を見て、自分も作りたくなった。
  • 小学生が中学生の英語暗唱大会の発表を聞いて
    • 中学生になったらあんなふうに話せるようになりたい。

学校の先生方からの声

  • 同じ教育目標のもとで小・中学校の教職員が教育活動をできるようになって協力関係が強まった。
  • 一つの職員室で執務することで、小・中学校の教職員が互いの文化の違いを知ることができ、協力関係や信頼関係を深めている。
  • 互いの指導方法を知ることによって、それぞれの学習指導に生かせている。
  • 中学生が小学生に優しい言葉をかけたり、一緒に手をつないで登校したりする姿が見られるようになった。
  • 中学生が小学生に遊びや勉強を教えるようになった。

地域や保護者からの声

  • 小学生・中学生が一緒に活動する姿が見られることから、これまで以上に学校行事が楽しみである。