提案事例:ちゅーピーパーク地区地区計画
1. 都市計画の提案内容
(1)都市計画の種類など
広島圏都市計画地区計画の決定(ちゅーピーパーク地区)
(2)位置
廿日市市大野字対厳山、深江一丁目および深江二丁目の各一部
(3)面積
約19.7ヘクタール
(4)提案理由
この地区は、国道2号の北側に隣接およびJR前空駅に近接する地区で、廿日市市都市計画マスタープランで交流レクリエーションエリアに位置付けられている。また、この地区の一部に交流施設を併設した新聞印刷工場や、プールが立地し、賑わいの創出が図られている。このため、地区計画を定め、地区の特性に応じた良好な建築物などを誘導・保全し、職・学(生涯学習機能)・遊が一体となり、自然を生かした賑わいのある市街地環境を形成し、観光・交流機能の充実、強化を図ることを目標とし提案する。
(5)提案する都市計画の内容
この地区に「建築物の用途制限」「建築物の高さの最高限度」「建築物などの形態または意匠の制限」「垣またはさくの構造の制限」を定めることにより、交流レクリエーション系土地利用を誘導・保全する。
2. 市の判断など
(1)判断および理由
この地区の一部には、プール、新聞印刷工場および関連交流施設が立地しています。このたび、事業者(土地所有者)が、交流レクリエーション系土地利用の誘導・保全を図るため、都市計画の提案制度による地区計画の決定を提案しました。
市では、提案内容が廿日市市都市計画マスタープランと整合が図られていることから、都市計画の決定を行うことが妥当であると判断ました。