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外来生物法と対策広域行政協議会

印刷用ページを表示する掲載日:2016年4月1日更新

 アルゼンチンアリのように、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって、他の地域から入ってきた生物を外来生物と呼びます。
 現在、日本に生息する外来生物の数は、2000種類を超えると考えられています。
 外来生物の中には、農作物や家畜などのように、私たちの生活に欠かせない生物もたくさん存在します。
 しかし一方で、地域の自然環境などに大きな影響を与えているものもおり、そのような外来生物を、侵略的な外来生物と言います。

 国は、この侵略的な外来生物による被害を防止するため、平成17年6月1日に、「特定外来生物による生態系などに係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」を施行しています。
 この外来生物法では、生態系や人の生命・身体などに悪影響を与える(または恐れのある)侵略的な外来生物を、特定外来生物として指定し、その飼育、保管、運搬、譲渡などを原則として禁止すること、必要に応じて防除などを実施することなどが定められています。

 アルゼンチンアリは、外来生物法の施行と同時に、生態系に被害を及ぼす外来生物として、特定外来生物に指定されています。
 また、平成17年6月3日には、外来生物法第11条の規定に基づくアルゼンチンアリの防除に関する公示が行われました。
 公示では、「被害の状況に応じて完全排除または影響の低減を図る(中略)ことなどの適切な目標を定めて防除を実施するものとする」と、国によって、アルゼンチンアリ防除の目標・指針が示されています。

 なお、この公示に定められている防除を行う期間は、当初、平成23年3月31日までとされていましたが、現在は、平成33年3月31日までに延長されています。

 しかし、残念ながら、国では、100種類以上存在する特定外来生物に対して、一斉に防除を行う体制を整えることができないので、実際には、その影響の大きさを考慮した優先順位によって対応しています。

 現在のところ、国による特定外来生物の防除は、ジャワマングースやオオヒキガエルなどに対して実施されており、現状では、アルゼンチンアリの優先順位は、直ちに防除が実施されるほど高くはありません。

時期

内容

平成16年6月2日

「特定外来生物による生態系などにかかる被害の防止に関する法律(外来生物法)」が公布される。

平成17年4月27日

「特定外来生物による生態系などにかかる被害の防止に関する法律施行令」が公布され、アルゼンチンアリが、特定外来生物に指定される。

平成17年6月1日

「特定外来生物による生態系などにかかる被害の防止に関する法律」が施行される。

平成17年6月3日

環境大臣による「アルゼンチンアリの防除に関する公示」が行われる。

平成17年10月1日

環境省が、中国四国地方環境事務所を開設し、外来生物法に関する事務を所掌する野生生物課を設置する。

平成18年2月1日

環境大臣による「アルゼンチンアリの防除に関する公示」が行われ、アルゼンチンアリの防除を行う区域が、「広島県および山口県」から「全国」へ拡大される。

平成19年7月

環境省中国四国地方環境事務所が、パンフレット「アルゼンチンアリの見分け方」を作成する。

平成20年4月

環境省により外来生物防除対策支援を含む「生物多様性保全推進支援事業」が創設される。

平成21年3月

環境省により、小冊子「アルゼンチンアリ防除の手引き」が発行される。

平成22年12月14日

環境大臣による「アルゼンチンアリの防除に関する公示」が行われ、アルゼンチンアリの防除を行う期間が、これまで「平成23年3月31日まで」とされていたものが、「平成33年3月31日まで」に延長される。

 こうしたなか、広島県、廿日市市、山口県、岩国市が中心となり、関係自治体が連携して、広域的にアルゼンチンアリの対策に取り組むための「アルゼンチンアリ対策広域行政協議会」が設立されています。
 平成18年3月24日に、広島県庁で、第1回の会議が開催され、初年度の事業として分布状況や被害実態の調査を行うことや国に対して対策の強化を求めることが決められました。

 平成19年度には、協議会の独自事業として、廿日市市と山口県岩国市で、市販の殺虫剤を使用した防除試験を実施しました。

 平成20年4月には、環境省により「生物多様性保全推進支援事業」が創設され、協議会では国の事業採択を受け、同年10月に廿日市市、大竹市、岩国市および柳井市の一部区域で、住民ボランティア参加による「地域ぐるみのモデル防除試験」に取り組みました。

 この「地域ぐるみのモデル防除試験」は、平成21年6月、同年10月、平成22年7月にも各地で継続して行なわれました。

 平成23年3月、一連の防除試験の結果を分析・検証し、町内会・自治会向け「アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル」を発行しました。

 「アルゼンチンアリ対策広域行政協議会」では、今後も近隣県市が連携して、アルゼンチンアリ対策を進めていくことになります。

時期

内容

平成18年3月24日

「アルゼンチンアリ対策広域行政協議会」が設立される。(広島県、山口県、廿日市市、岩国市)

平成18年8月9日

協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。

平成19年3月26日

協議会総会が開催される。

平成19年5月28日

協議会総会が開催される。

平成19年8月28日

協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。

平成19年11月7日

協議会総会が開催される。

平成19年11月

廿日市市木材港北と岩国市黒磯二丁目で、協議会による防除試験が実施される。

平成20年1月9日

協議会総会が開催される。

平成20年3月27日

協議会総会が開催される。

平成20年7月

協議会に大竹市と柳井市が加入する。

平成20年7月24日

協議会総会が開催される。

平成20年10月

環境省の事業採択を受け、協議会による、住民ボランティア参加のモデル防除試験が、廿日市市ほか各地域で実施される。

平成20年11月26日

協議会総会が開催される。

平成21年3月

協議会が、パンフレット「アルゼンチンアリの特徴と防除に関して」を作成する。

平成21年3月19日

協議会総会が開催される。

平成21年4月

協議会に宇部市が加入する。

平成21年5月20日

協議会総会が開催される。

平成21年6月

協議会によるモデル防除試験が各地域で実施される。

平成21年6月15日

協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。

平成21年10月

協議会によるモデル防除試験が各地域で実施される。

平成21年11月20日

協議会総会が開催される。

平成21年12月2日

協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。

平成22年3月

宇部市が協議会から脱退する。

平成22年3月

協議会が、パンフレット「アルゼンチンアリの被害を防ぐために」を作成する。

平成22年3月19日

協議会総会が開催される。

平成22年5月31日

協議会総会が開催される。

平成22年6月23日

協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。

平成22年7月

協議会によるモデル防除試験が各地域で実施される。

平成23年3月協議会が「アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル」を作成する。
平成23年6月15日協議会総会が開催される。
平成23年7月12日協議会から、環境省自然環境局野生生物課長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。
平成24年6月18日協議会総会が開催される。
平成24年6月18日協議会に広島市、府中町、宇部市、光市が加入する。
平成24年6月28日協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。
平成25年6月10日協議会総会が開催される。
平成25年6月25日協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。
平成26年6月10日協議会総会が開催される。
平成26年9月24日協議会から、環境省自然環境局長などへ、アルゼンチンアリ対策の強化を求める要望書が提出される。
平成27年7月1日協議会総会が開催される。

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