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国民保護に関する意見募集と議会対応

ページID:0015219 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年11月13日更新

意見募集

廿日市市国民保護計画に関するパブリックコメントの意見など

意見の概要

対応状況

意見など

【国民保護法に関して】

  •  日本政府に国民保護法の廃案と真の外交努力をするよう働きかけてもらいたい。
  •  最大の「備え」は「武力」攻撃される国にならないよう努力し続けることであり、「国民保護計画」制定を進めることに反対する。

 政府にも戦争にならないよう、平素から諸外国と良好な関係を確立する外交努力を期待しており、市としても平和に向けた努力をしたい。
 しかし、国民の生命、財産などを守るため、万が一の場合も考え、国民保護の取り組みも必要である。
 なお、本計画の前文に、「平和が前提である。」といった趣旨の内容を盛り込む方向で考えている。

【緊急事態、武力攻撃事態などの対処に関して】

  •  市民と行政の一体化した対処が必要であり、市民を対策本部に参加させるか、市民団体だけの対策本部を設置し、情報交換などを行う必要がある。

 武力攻撃などの際における住民と行政の役割分担としては、行政は住民を守り、住民は安全確保のため避難などをすることが基本となる。
 法的にも、事態認定に至った場合、市はその組織機能のすべてを挙げて市民の避難など、国民の生命、財産などを守るための措置を的確かつ迅速に実施する責務があり、対策本部の本部員も、法第28条第4項で市職員が指定されている。
 市民の意見も、パブリックコメントなどや協議会を通じて、計画に盛り込むようにしている。
 本計画では、自主防災組織などに対する支援や協力の要請などを定めることにより、対策本部との緊密な情報交換などを図るようにしている。

議会対応

廿日市市国民保護計画に関する廿日市市議会の意見など

意見の概要

対応状況

意見など

【前文に関して】

  •  国民保護計画を作るのだから、平和が前提であるというような前文は書く必要がない。
  •  戦争を是認している訳ではない、平和を希求するということを積極的にアピールする前文を入れていただきたい。
  •  被爆市長としての平和への願いとか、万が一の事態が起こったときには市の責任として市民の生命や財産をしっかりと守るという態度が表れた計画であることを明確にした前文としていただきたい。
  •  この計画の目的や、想定される武力攻撃事態などに対処する計画であることを明記した前文を作成してもらいたい。
  •  前文に力点を置かずに、市の責務、基本方針、避難に関して、しっかりとした記載をして欲しい。

 市としても、平和への取り組みが基本であると認識しており、前文に関しては、目次の前に、パブリックコメント、議会からの意見および国民保護協議会での意見も踏まえ、「平和が前提である。」といった趣旨の内容で作成したい。
 計画の目的、基本方針、市の責務、想定される武力攻撃事態などに関しては計画の中に適切に定めている。

【避難訓練に関して】

  •  仮想敵国を作って避難訓練を行うことになりはしないかと心配である。

 訓練に当たっては、具体的な特定の国名を揚げないよう留意するとともに、防災訓練としても役立つよう配慮したい。

【啓発や訓練に関して】

  •  国民保護措置としての啓発や避難訓練をすることによって、子どもたちに過度の恐怖感や妄想などの戦時意識を植え付けることになりはしないか。

 啓発や実際の訓練を行う際に、できる限り配慮や工夫が必要であると考えている。