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議会広報「さくら」第50号 一般質問

ページID:0021939 印刷用ページを表示する 掲載日:2016年8月1日更新

議員のQ&市のA 一般質問

一般質問とは?

市の行う一般事務について議員が質問します。
皆さんの生活にかかわる大切な質問です。
あなたが関心をもった質問はありますか?

質問議員19名 質問42項目

小泉 敏信(こいずみ としのぶ) 議員答弁

核兵器なき世界の実現に全力を

質問 オバマ大統領演説は素晴らしいと思うが、この中には主語がなく「誰が核兵器を落としたのか」また、「誰が核なき世界を追求するのか」わからない。また、昨年度の県内での米戦闘機低空飛行目撃件数は1226件と大幅に増加し、オバマ演説とのギャップを感じるが眞野市長の所見を問う。

答弁 本市は「核兵器廃絶宣言」を行っており、第六次総合計画に掲げ核兵器のない平和な世界に向け尽力したい。
また、米軍機の低空飛行が続いており、市民生活への影響が懸念されることから、引き続き、低空飛行や岩国基地増強計画などについて、関係自治体と情報共有しながら粘り強く国に訴えていきたいと考えている。

その他の質問

・教職員の多忙解消による児童生徒と向き合う時間の確保について

岡本 敏博(おかもと としひろ) 議員答弁

どうする これからの保育園

質問 保育園は全国的にも公営から民営化へと移行している。
そこで次の2点を問う。
(1)保育園は今後民間にシフトしていくということだが具体的な計画についてはどうか。
(2)市全体の職員数の最適化等で5年間で50人の職員、8億円を削減するという方針が示されたが、そのうち保育園でどれ位を見込んでいるのか。

答弁 (1)公立と民間の役割やバランスを考慮し、全体の在り方を検討中であり、今年度中に保育園再編基本構想を策定し、議会に示したい。
(2)それぞれの取り組みごとに目標値は設定していないが現在、保育園再編の基本構想に着手したところであり職員数の最適化を進めていきたい。

その他の質問

・災害の施策について

広畑裕一郎(ひろはた ゆういちろう) 議員答弁

地域ごとに安全な避難所確保を急げ

質問 一年半前の平成26年12月議会の一般質問において、改正された「災害対策基本法」の準用や、広島市土砂災害の教訓を踏まえ、早期に地域ごとに安全な避難所を確保するよう求めた。市の答弁は「26年度中に災害基本法改定に伴う避難所の見直しや、県立高校の追加指定、その後、民間施設の活用も検討したい」との内容であったことから、現在の進捗状況について問う。

答弁 26年度に避難所の指定内容の見直しを行い、その際に、市内の県立高校4校を市の避難所に指定した。民間施設については、多数の住民、滞在者の安全確保を目的に、27年5月に「ゆめタウン廿日市」を浸水災害時の緊急避難所に指定したところである。

その他の質問

・空家対策について
・宮島口周辺の渋滞対策について

堀田 憲幸(ほった のりゆき) 議員答弁

度重なる交通事故対策に期待

質問 県道廿日市佐伯線は、沿岸部と中山間地域を結ぶ主要幹線道であり、人や流通の要としてまちづくりに貢献してきた。
一方、県道においてワーストワンとも言われるほど交通量が多く重大事故も絶えない。
こうした状況下において、関係機関や地権者の協力を得ながら改良が進められてきた。さらなる道路改良を望み今後の計画と進捗状況を問う。

答弁 28年度からの5か年計画「道路整備計画2016」において新たに峠地区、峠神社前バス停付近から中国電力友和変電所の間の道路改良の現地調査に今年度から入る。
岩組地区歩道整備は、現在工事中である友和小学校前の交通安全事業の完成後、事業着手できるよう検討する。

その他の質問

・新機能都市開発構想について

林  忠正(はやし ただまさ) 議員答弁 議員答弁

ごみ減量化、市民との協働で

質問 5月市広報インフォメーションの「雑がみチャレンジはじめませんか」で、燃やせるごみに約6パーセントの資源となる雑がみが含まれており、分別の必要性を説明している。
市民との協働によるごみ減量化をしていくため、その背景や効果を丁寧に納得性ある説明をし、市民にやる気になってもらうことが必要ではないか。

答弁 本年度は、ごみ問題に対する市民意識の変化と、危機意識の共有化を図り、さらなるごみ減量化・資源化に取り組んでもらえるよう、啓発活動に取り組む。具体的には、各地域で出前講座を開催し、雑がみ等の資源化、生ごみの「3切り運動」などの減量化をわかりやすく丁寧に説明し、市民の理解と協力を得ていきたい。

その他の質問

・フードバレーはつかいち
・新機能都市開発構想事業化判断
・国保財政について

山田 武豊(やまだ たけとよ) 議員答弁

実情に即した旅費規程に改正せよ

質問 近年では、割安の旅費チケットが入手可能だが、本市の職員旅費規程は定額支給である。例を挙げると、広島―東京間では実質1泊1万円以上の差額が生じる。行政は民間企業の経営とは異なる。税を預かり運用するということから、余ったものが返還不要な制度よりも実費支給制度にすべきと考えるがどうか。

答弁 職員の出張につき、全ての経路、方法について証拠資料の確保、確認をすることは、事務担当者の負担を増加させるため、機械的に計算する定額方式を採用している。しかしながら、実際に必要とする費用が支給額を下回ることがある。県や他都市の状況も参考にし、今年度中に実費支給の方向性で検討する。

その他の質問

・地方創生(人口減少問題)への対応について

井上佐智子(いのうえ さちこ) 議員答弁

避難所運営の見直しについて

質問 (1)児童の食アレルギー対策の備蓄はあるか。
(2)指定管理者と契約しているところが増えているが、災害時に、市民を助ける契約となっているか。
(3)布団の乾燥等、衛生管理について、きめ細やかな運営計画となっているか。
(4)キッズスペースを設ける計画となっているか。

答弁 (1)アレルギーを引き起こす原材料は様々であり、備蓄は困難。家庭での備蓄を啓発する。(2)指定管理者には基本協定で災害時の対応を定めている。(3)衛生管理については、事業者の協力を得て衛生面に配慮した指定避難場所の運営とする。
(4)子どもたちのストレス軽減については今後研究したい。

その他の質問

・宮島口1区集会所の解体を
・災害対策の事業継続計画の策定について
・市男女共同参画プランを活かすために

北野 久美(きたの くみ) 議員答弁

子どもたちを守ることを最優先に

質問 共働き家庭等の増加により、留守家庭児童会のニーズは高まっている。しかし、地域により児童数の増減に差が生じており、今後、実情に応じたサービス提供が必要である。一部の地域では、既存施設のスペース不足解消のため学校施設を使用しているが、規制により十分な活用が難しい。また、施設の老朽化で、子どもたちの安全を確保することが困難な状況等がある。そこで、現状を踏まえ、今後の整備計画についての見解を問う。

答弁 沿岸部の申し込みが増加しており、特別教室等の一時利用により対応している。
引き続き、関係部局と連携し協議を続け、子どもたちが安全に安心して過ごすことのできる専用区画の確保に努める。

その他の質問

・災害に強いまちにするために

山口 三成(やまぐち みつなり) 議員答弁

大型団地の空家対策について問う

質問 団地内の高齢化に伴い、空き家が増加している。
空き家が増えると団地の空洞化が始まり、安全・安心が脅かされる。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、空き家対策計画を作成することとなった。
空き家の情報収集・データーベースの作成・対策等について問う。

答弁 課税情報を基に6千4百戸を抽出し、本年7月に調査報告書をまとめる。
地図情報にプロットし、「除却系」と「活用系」に区分し来年度9月を目途に対策計画をまとめる。
計画には空き家の適正な維持管理・有効活用を盛り込み、循環型団地形成をめざしたい。

大崎 勇一(おおさき ゆういち) 議員答弁

留守家庭児童会について

質問 子どもの成長は著しく、1年間で驚くほど成長する。そのような状況の中で、1年生から6年生までを同じメニューで預かるのは、少々無理があるように感じる。
少なくとも、利用者が100人を超える留守家庭児童会においては、高学年用の別メニューを用意するべきではないか。

答弁 児童会では異年齢の交流も意義のあることと考えているが、学年の違いによる体格の相違等、児童の安全面や遊びの違い等から低学年、高学年といった住み分けも必要と考えている。
支援員の研修などを通じて、日々のプログラムを調整するなど運営方法を工夫していきたいと考えている。

その他の質問

・外国人観光客の救急対応について

中島 康二(なかしま こうじ) 議員答弁

大野10区・11区の生活環境向上へ

質問 (1)大竹市に隣接する大野10区八坂サンランド団地(浄化槽管理組合)と、団地以外の鳴川・八坂地区の公共下水道整備の整備時期等について問う。
(2)大竹市の中に飛び地である大野11区(松カ原・渡ノ瀬地区)の、公共交通のあり方について問う。

答弁 (1)団地には、10年以内に公共下水道へ接続する方針を示した。団地以外の鳴川・八坂地区は、団地接続後となる。
市としては、平成29年度内に市全体の効率的な汚水処理の検討を行い、同地区の整備方針も明らかにしたい。
(2)大竹市や地域との連携を図り、地域の実情も把握して、移動手段確保のあり方を検証する。

その他の質問

・ASTCアジアトライアスロン選手権の成果等について

山本 和臣(やまもと かずおみ) 議員答弁

市長は姿勢を正せ

質問 アジアトライアスロン大会の収支や経済効果を問う。

答弁 予算8千万円弱。本年4月時点で1億5千5百万円となり、さらに不足する見込みだ。

再質 問8千万円弱の予算がなぜ倍程に膨れあがったのか。

再答弁 以前の開催地と地理的条件が異なり見込みが違った。

再質問 当初の見積りを検証すべき。

再答弁 精査中なのでご容赦願う。

再質問 では、経済効果の目標を問う。

再答弁 目標は無い。効果は様々だ。

再質問 経済効果を謳い、多額の税金を使っているのだから経済・乗数効果等を示し、丁寧に市民に説明する気は無いのか。

再答弁 大会は終わったので出来ないし、やる考えもない。

再質問 大切な税金の使い道がそれで良いのか。姿勢を正せ。

再答弁 説明できるようにしたい。

その他の質問

・「骨太の方針 2016」を初めとする種々の国の計画や提言等と本市の財政運営方針との整合性について

向井 恵美(むかい めぐみ) 議員答弁

災害時の市の対応について

質問 病人や障がい者など、避難が困難な市民のために、地元の消防団とも要支援者名簿を共有してはどうか。避難所における乳幼児を持つ世帯や、お年寄りや病人、障がい者への配慮はどうするか。また、大規模災害の時、長期間登校が出来ない場合の児童生徒への学力の担保はどう考えるか。

答弁 消防団との情報の共有については、市民センターなどに設置する各支部所有の名簿を共有する。避難所対策については、授乳室や間仕切りの設置など、長期避難所生活に備え備蓄を進めている。学力担保については、心のケアを行い、長期休業中の授業や放課後の補習を行うなど学力の保障に努めていく。

高橋みさ子(たかはし みさこ) 議員答弁

おおの自然観察の森 有効活用を

質問 おおの自然観察の森は、環境庁が主体となり整備した全国に10か所しかない施設の一つであり、県の天然記念物ベニマンサクが自生するなど、貴重な施設である。
しかし現在は十分活用されているとは言い難く、専門家や住民の中からもったいないとの声が聞かれる。市は、この施設を今後どのように運営していこうとするのか。

答弁 地元紙への掲載やホームページなどでタイムリーな情報発信に努める。また、貴重な自然環境を地域資源と捉え、来園者に気軽に身近な自然と親しんでもらう企画や、より高い専門性を有する講師による環境学習など、ボランティアの皆さんとの対話を継続し施設の有効活用に努めたい。

その他の質問

・災害対応について
・公共施設等総合管理計画の策定について

新田 茂美(にった しげみ) 議員答弁

本市のPR方法は

質問 本市は、緑と水の豊かな自然、歴史ある文化、そして利便性の高い都市部が共存するまちである。世界遺産を有する宮島には国内外より多くの来島者があり、また住みやすい街ランキング県下ナンバーワンの評価も受けている。
そこで本市のメリットを国内外に宣伝、発信するべきと考えるが市の考えを問う。

答弁 本市の魅力をPRする素材は、色々あると思われる。本市としてどの分野の魅力で、差別的優位性を発揮し、地域イメージの集約や認知度の向上を図るかの戦略が必要である。こうした観点から、本市を効果的に全国にPR出来る方策について、議論、検討をしてまいりたい。

その他の質問

・地域で行う維持管理事業について

植木 京子(うえき きょうこ) 議員答弁

民間委託方針は撤回し質の高い保育を

質問 公立保育園にある園庭や年齢別の部屋は、子どもの発達保障上重要。いま民間保育園が増えているが多くの園は整備されていない。公立並みの認可基準が必要だ。また公立も臨時保育士が半数を占めており、正規と同様の仕事をしながら待遇は悪い。正規を抜本的に増やし保育の質を守るべき。市の民間委託方針も撤回し、どの子も質の高い保育が受けられるようにすべきだ。

答弁 保育内容の向上を意識した受け入れ態勢を整備する必要は重要と認識している。しかし、財政面においても全てを公立で賄う事は困難である。国の保育士の待遇改善の動きを注視しつつ、役割に応じた適正な賃金にしていきたい。民営化は進めていく方針である。

その他の質問

・子どもの貧困問題の対策について

石塚 宏信(いしづか ひろのぶ) 議員答弁

青少年多目的広場の運営について

質問 10年近く青少年健全育成の場として、多くの方に利用されている多目的広場を、管理者として本市は今後どのような管理運営をしていくのか。

答弁 安定的な運営のためには開場時間、安全確保、利用ルール、運営方法など、市が主体的に整理し新たな体制を構築する必要がある。

再質問 利用者同士が市民ボランティアとなり公平に運営にあたることができ、また、一部の方が犠牲とならないよう本市が管理者として検討はしているのか。

再答弁 市民ボランティア及び利用者と運営方法など意見交換を行うとともに、他の類似施設の状況について情報収集を行い、安定した継続運営ができるよう取り組んでいる。

その他の質問

・自然大災害について

田中 憲次(たなか けんじ) 議員答弁

宮島口地区まちづくりについて

質問 (1)港湾整備 (2)グランドデザインの活用 (3)将来像の目標時期 (4)交通円滑化 (5)賑わいの創出や景観形成の取り組み(6)地域住民との協議状況についてを問う。

答弁 現在の民間2社による管理から、ターミナルを統合し機能充実を図る。グランドデザインを基に整備計画や推進体制について検討する。実施施策を「短期」と「長期」の2段階に分ける。交通円滑化は最優先事業として取り組む。景観重点ゾーンとし建物、屋外公告物の形態、意匠、色彩についてルール作りに取り組む。地元関係者と合意形成を図りながら取り組んで行く。

その他の質問

・本市のシティプロモーション活動について
・地方公会計制度の整備状況について

砂田麻佐文(すなだ まさふみ) 議員答弁

災害時の情報伝達方法について

質問 災害時でも市民の誰もが、安心安全のための情報を受けるための方法について問う。
現状の防災行政無線での対応は、十分に足るものであるのか。市民から最近の大災害の報道を見て、心配する声がある。情報伝達方法について、当局で調査検討する必要があるのではないかと思うがどうか。

答弁 市の防災行政無線の現状は、住宅の遮音性の向上や周辺建物の状況等により、地区によっては放送が聞こえにくい状況が発生しており、地区の皆さんからご意見をいただいているところである。今後も市民の皆さんに確実に情報が伝わるよう他市町の取り組み等の調査を行っていきたいと考えている。