市議会だより「さくら」第45号 特集
特集 消防団員&市議会
日々、まちの安全を守っていただいている消防団員の皆さんにお話を伺いました。廿日市・大野・吉和・宮島地区、そして、女性隊の隊長さんに参加していただきました。
もっと若い方に入団してもらえたら
消防団に入ったきっかけは?
- 実家近くに屯所(とんしょ)があり、活動をよく見ていたので、自分も協力したいと思い入団しました。
- 団地に来た時、消防団員の募集を見て応募しました。説明内容に感銘し決めました。
- 台風19号を経験し、何か自分で出来ないかと思って入りました。
- 広島市内から大野に転居し、妻の友人から強く勧誘されました。会社と家との往復に変化をつけるために入団しました。
消防団に入ってよかったことは?
- 人との出会いが一番。分団を越えて知り合いが増え、消防の知識も深まりました。
- 地域とのコミュニケーションがとれます。
- 吉和は消防署がないので、消防団が初期消火をしなくてはいけません。訓練のおかげで責任ある活動ができます。
- 災害時に他の地域から応援に来ていただき、連携の強さを感じています。
- 山火事の出動は大変でしたが、鎮火した時には、充実感がありました。
活動で困っていることは?
- 女性隊の人数が少なく活動ができない。今は広報活動や救命講習ぐらいなので、もっと入団してほしいです。
- 消防団に入る若い人が少ない。訓練の出席率も低く、現場に出た時不安です。
- 昼間仕事で地元に居ない人が多いので、実際火事になった時、何人出動できるか心配です。
議会・議員のイメージは?
- 透明度が増している。近所に議員の方が住んでいるので身近に感じています。
- 広報誌で活動はよく見ています。
- 日頃あまり付き合いがないので、イメージは特にないです。
廿日市市のイメージは?
- 夏は海水浴、冬はスキーができる。JRや広電もあり、すべてこと足りる魅力的なまち。
- 山が多いイメージなので、山火事には気を付けないといけない地域だと思います。
- 吉和へ移り住む若い人は少しずつ増えている。市のサポートもあり、昔より住みやすいです。
今後のまちづくりで思っていることは?
- 旧国道など、今でも交通渋滞が多いのですが、「ゆめタウン」がオープンすると、もっとひどくなると思います。緊急車両の事を考えると、早急に解消してほしいです。
- 最近空き家が増えてきました。防犯や火事の事を考えると、行政と議会が一緒になって空き家の管理を考えてほしいと思います。
- 県と市が協力して、山や川の危険性のある場所の改善を考えてもらえたら良いと思います。
- 若い人の意見が言える場所や機会がほしいです。
他にもいろいろなお話を伺うことができました。当日はお忙しい中、ご協力ありがとうございました。
対談の内容を少しでも市政に反映させたいと思います。