市議会だより「さくら」第44号 委員会説明会
総務委員会説明会
大野東部地区への公民館(市民センター)整備については柿の浦集会所隣接地に建設を検討
これまでの経緯
平成24年1月 | 議会に対し「公民館を深江保育園跡地に整備する方向で検討する」旨を説明。 |
平成24年4月 | 上記内容を大野地区の1~4区の区長・副区長に説明会にて伝える。 |
平成24年6~7月 | 改めて地域の意見を集約していくため、6月に各区長を通じて意見を集約。 |
平成25年10月 | 整備箇所は「1区~4区で、合意形成ができれば見直しを検討する」旨を各区長に伝える。 |
平成26年7月 | 整備箇所は、各区とも協議を重ねてきたが、1区・2区から市としての方針を示し、説明会を開催すべきとの意見・要望を受ける。 |
平成26年10月 | 1区~4区の区長・副区長を対象とした説明会を開催し、市の整備方針を説明。 |
市の検討結果
公民館は、生涯学習・地域づくりの拠点としてだけではなく、災害時における避難場所として、安心・安全を求める地元の強い声を考慮し、整備をすることが重要である。
今回の整備方針
大野東部地区への公民館(市民センター)については柿ノ浦集会所隣接の市有地で整備を進める。
議員からの質疑
質問
予定地に市民センターを建設する際、新たな進入路は作らないのか。
答弁
その予定はない。住宅地を通過しなくてはいけないので、地域の方に交通量が増えることを説明し、理解を求めたい。
質問
公共施設のマネジメントでは、新規のハコモノは作らないはずでは。
答弁
東部市民センターは、合併建設計画に位置づけられているものであり、集会所との棲み分け等を考慮し、適正な規模のものを建設したい。
質問
事業費はどれくらいになるのか。
答弁
目安として、同規模の佐方市民センターの建設費が2億6500万円であった。その後、資材等が高騰しているため、これ以上になると思われる。
質問
これだけの大きな方針の転換にもかかわらず、議会に全く説明のないまま、市民に発表したのはいかがなものか。
答弁
昨年度2回、一般質問があり、その時に1区~4区の合意形成があれば変更もありうるとの答弁をしている。しかし、説明が決して十分ではなく、今後は適宜、議会に意見を求めていきたい。
質問
建設費用に、競艇からの周辺対策費の積立金5億円は充当されるのか。
答弁
基本はそうであるが、合併特例債等、有利な財源を考えたい。
※その他にも多くの質疑がありました。委員会説明会は、行政から議員に対し、今後の方針が説明されるもので最終決定ではありません。