市議会だより「さくら」第47号 特集
特集 高校生&市議会
選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が成立し、来年夏の参院選から適用されます。
廿日市西高校では、18歳選挙権をテーマに、第34代生徒会長を決める選挙で模擬投票を行いました。
今回はその話を中心に、生徒会執行部のみなさんにお話を伺いました。
廿日市西高校の新たな伝統・魅力を創りたい
〈模擬投票を行ったきっかけは?〉
- 生徒会と高校の選挙管理委員会が話し合って、学校に提案しました。
〈一番苦労したことは?〉
- 今回の生徒会選挙の立候補者は1名で、信任か不信任かの選挙でした。
投票用紙に余計なことを書くと、無効票になってしまいます。この無効票を無くすことに一番苦労しました。
〈生徒の反応はどうでしたか?〉
- 当日、テレビ等のマスコミの取材があるということで、みんな驚き、いつもと違う緊張感がありました。
- 昨年は不真面目な人もいました。今年は、候補者に対する質疑応答も真剣に聞いていた気がします。
- 今回の選挙を通して、学年が一つになることができました。
〈来年以降もするのかな?〉
- 来年もやった方が良いと思います。(全員)
〈高校生にとって政治や選挙って何だろう?〉
- 興味が無いわけではないが、深くはわからない。
- 遠いところにある気がします。でも実際は、身近にあるもの。
- 若い人は選挙にあまり行かないイメージ。
- 演説していることが本当に実現できているのか、良く分からない。
〈議会や行政に期待することはありますか?〉
- 幼稚園や保育園を増やして、女性も働きやすいまちにしてほしい。
〈他に取り組もうとしていることは?〉
- 自転車マナーの改善に取り組んでいます。
- 体育祭を観に来た人に廿西の魅力を伝えたい。
〈廿日市市のいやなところは?〉
- 自転車が安全に走れる専用道路が少ない。
- 団地内に迷惑駐車が多い。
〈廿日市市のいいところは?〉
- イベントが多くて楽しい。
- 自然が豊かで、観光名所が多い。
- 地域の雰囲気が良く、近所の人もよく挨拶してくれる。
〈将来の夢は?〉
- 世界で活躍できる国際公務員。
- アニメーターかアニメの監督になりたい。
- 昔の建造物を見るのが好きです。その知識をもとに、教師になりたい。
- 青少年赤十字でボランティアをしています。
- 将来も人のためになる仕事がしたい。
他にも色々なお話しを伺うことができました。ご協力ありがとうございました。