(趣旨)

第1条　この規則は、廿日市市伝統的建造物群保存地区保存条例(平成27年条例第32号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(現状変更行為の許可の申請)

第2条　条例第4条第1項の許可を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、伝統的建造物群保存地区内現状変更行為許可申請書(別記様式第1号)を教育委員会に提出しなければならない。申請した内容を変更するときも、同様とする。

(許可の決定)

第3条　教育委員会は、前条の規定による申請があったときは、速やかに許可の可否を決定しなければならない。

(現状変更行為の完了又は中止)

第4条　条例第4条第1項の許可を受けた者は、当該許可に係る行為を完了し、又は中止したときは、速やかにその旨を伝統的建造物群保存地区内現状変更行為完了(中止)届(別記様式第3号)を教育委員会に提出しなければならない。

(国の機関等の協議の手続)

第5条　条例第6条に規定する国の機関等が同条の規定による協議をしようとするときは、伝統的建造物群保存地区内現状変更行為協議書(別記様式第4号)に第2条第2項各号に規定する書類を添えて、教育委員会に提出しなければならない。

(審議会の会長及び副会長)

第6条　条例第10条第1項の廿日市市伝統的建造物群保存地区保存審議会(以下「審議会」という。)に、会長及び副会長を置く。

(会議)

第7条　審議会の会議(以下「会議」という。)は、会長が招集し、その議長となる。

(委任)

第8条　この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関して必要な事項は、教育委員会が別に定める。